ハンドメイドとハンドクラフトの違いを解説 | レザー・革小物研究所
ベテランレザー・革仕入れ職人が解説!
「ハンドメイド」と「ハンドクラフト」、どちらも手作りを意味しますが、実は明確な違いがあります。
特にレザー・革製品の世界では、この違いを理解することで、よりこだわりのあるアイテムを選ぶことができます。
本記事では、ハンドメイドとハンドクラフトの違い、特徴、そしてそれぞれの魅力について解説します。
ハンドメイドとは?手作業で作られる温もりある製品
ハンドメイド(handmade)は、文字通り「手作り」を意味します。
大量生産品ではなく、手作業によって作られたアイテム全般を指し、アクセサリーや革小物、衣類など幅広いジャンルで使われます。
✔ ハンドメイドの特徴
機械を使うこともあるが、基本的に人の手による作業が含まれる
一点ものの個性や独自のデザインが魅力
CreemaやMinneなどのハンドメイドマーケットで販売されることが多い
特にレザー・革製品のハンドメイドは、職人の技術によって仕上がるため、温もりやこだわりが感じられるアイテムが多いです。
ハンドクラフトとは?職人技が光る手仕事
ハンドクラフト(handcraft)は、「手工芸」や「職人技」と訳されることが多く、より高度な技術を要する製品を指します。
例えば、レザー・革製品でいうと、手縫いや仕上げの細部までこだわった製品がハンドクラフトに分類されます。
✔ ハンドクラフトの特徴
高度な職人技や伝統技術が求められる
機械に頼らず、一つひとつ手作業で仕上げる
仕立てや素材の選定など、品質へのこだわりが強い
例えば、手縫いで作られたレザーウォレットや、オールハンドメイドの革靴などがハンドクラフトに該当します。
ハンドメイドとハンドクラフトの違いとは?
ハンドメイドとハンドクラフトは、どちらも「手作り」ですが、以下のような違いがあります。
✔ 目的の違い
ハンドメイド:趣味や個人の創作活動がメイン
ハンドクラフト:職人技や伝統技術を活かした製品
✔ 制作工程の違い
ハンドメイド:部分的に機械を使用することもある
ハンドクラフト:すべて手作業で行われることが多い
✔ 品質の違い
ハンドメイド:デザイン性が重視されることが多い
ハンドクラフト:耐久性や仕立ての美しさが重視される
レザー・革製品において、日常使いの革小物はハンドメイド、こだわりの一品はハンドクラフトと分類されることが多いです。
こだわりのレザー製品を選ぶなら、違いを理解しよう
ハンドメイドとハンドクラフト、それぞれの魅力を知ることで、より納得のいくレザー・革製品を選ぶことができます。
自分のライフスタイルや求める品質に合わせて、最適なアイテムを見つけてください。
【本店のご案内】
〒111-0025
東京都台東区東浅草1-3-9
【最寄駅】
銀座線浅草駅
徒歩20分
【地図】
最近のコメント